美容･アンチエイジング

医療レーザー脱毛とは？
医療レーザー脱毛とは、医療用の特殊なレーザーを肌に照射することで、毛を生えてこないようにする施術です。

光は黒い色に反応する
毛の黒い色(メラニン)に光を照射すると、光のエネルギーは熱へと変わります。この熱が毛の周囲を変性させることができます。

レーザーの波長が大切
どんな光でもいいわけではありません。短い波長の光は発熱しやすいものの奥まで届きにくく、長い波長の光は奥まで届くものの発熱しにくい特徴があります。
ダイオードレーザーは発熱しやすく奥まで届くバランスのとれた波長の光を照射することができる脱毛器です。
奥まで到達したレーザーが毛を発熱させ、毛根を含めた周囲の発毛組織を破壊し毛を生えてこないようにします。

接触式冷却で痛みを軽減
ダイオードレーザーのもう一つの特徴が接触式冷却です。
レーザー照射口に強力な冷却装置が付いており、冷却用ジェルを使用しながらしっかり冷やすことができます。
疼痛を緩和し熱傷のリスクを下げることができるだけでなく、皮膚の圧迫や伸展などの照射テクニックを使うことができるため、より脱毛効果を高めることができます。

毛周期とは
脱毛では毛周期に合わせて照射を繰り返す必要があります。
毛周期とは毛の生え変わりのサイクルで、「毛が伸びる成長期」「成長が止まり生え変わる退行期」「毛が生えてこない休止期」があります。
レーザーに反応し脱毛が成功するのは「毛が伸びる成長期」の毛に限られているため、成長期の毛が出てくるのを待って照射を繰り返します。
約1～2か月程期間を空けて繰り返し照射をしていきましょう。

どのくらい効果がある？
今生えている体毛のうち成長期の毛はごく一部です。
一回の照射で脱毛が成功できる毛の割合は最大30％ほどなので、7～9回の照射で８割から９割の脱毛効果が得られますが、部位や毛質、体質により個人差があります。
また白髪や産毛はレーザーに反応するメラニンが少ないため脱毛は困難です。

起きうる副作用
赤み、腫れ、かゆみ、毛嚢炎、熱傷、色素沈着、色素脱失 、凍傷、硬毛化

注意事項
●剃毛について 脱毛希望部分は前日に毛を剃ってください。深剃りする必要はありませんが、目安は1 ｍｍ以下程度です。剃り残しがあると肌に負担がかかり脱毛効果が落ちることがあります。
●肌への負担を軽くするため、剃毛は電気シェーバーで行ってください。 レーザー脱毛をしている期間は、レーザーが反応する毛根が無くならないよう、なるべく毛抜きやワックスなどで毛を抜いたりせずシェーバーで剃毛するようにしてください。 自身で剃れない部位は来院時に剃毛いたします。
●照射前当日について　照射部位の日焼け止めの使用はお止めください。
●施術後のお肌のケアについて レーザーを当てることで、皮膚の表面には少なからずダメージをおってしまいます。施術後はしっかりと保湿を行って下さい。また日焼けにも十分気をつけて下さい。
●照射当日の長風呂・サウナ・飲酒・激しい運動は避けるようにしてください。
●脱毛後、熱により毛が膨張するため一時的に毛が濃くなったように感じることがあります。また一時的に毛穴周囲が盛り上がるため、毛が剃りにくくなることがあります。無理に深剃りしないよう注意してください。

レーザー脱毛が受けられない方
・強い日焼けのある方
・光線過敏症のある方
・照射部位に傷や感染のある方
・照射部にアートメイク、刺青のある方
・ペースメーカー、埋め込み式除細動器を埋め込まれている方
・照射部が美容治療処置後
(ヒアルロン酸注射、ボトックス注射、プロテーゼ、シリコン、ゴアテックス、金属プレート、金の糸、等)の方
・皮膚疾患(色素性母斑、皮膚癌、創傷、アトピー症状、蕁麻疹、ヘルペスなどの感染症)のある方
・ケロイド、瘢痕体質の方
・糖尿病などの内分泌疾患に罹患しており、創傷治癒に障害がある方
・免疫抑制を引き起こす疾患、免疫抑制剤使用中の方
・出血性疾患に罹患、抗凝固薬を内服中の方
・月経中の方（VIO脱毛時）
・妊娠中、またその可能性がある方
・発熱している
・光過敏症を誘発する薬剤、外用薬、サプリメントを使用中の方

料金